Aさんの言葉を続けます。「組合員さんから相談がきたら、住まいの相談員が訪問し、ヒアリングシートをもとに聞き取りをします。次に、病院で本人にアレルギー反応など体質を調べてもらい、アレルゲンを特定して、アレルギー反応と使える建材を照合します。さらにはにおいなどをチェックして各自に合う建材を調べていくのです。幸い組合員さんが多いので、根気よく続けて事例をたくさん集めれば、パターン化することができると思います。
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その結果、ある程度、判断材料になる指標をつくりたいのです」。パルシステムの安心・安全な住まいブランドは「建香堂」。香の字を使ったのは、「建材や家を調べるのに、においを嗅ぐという指標があるんだよ」という意見が取り入れられた結果だそうですが、最初はその言葉に笑った人もいたそうです。確かに、鼻を利かせてそれを判断材料のひとつにしなければならないなんて、とてもファジーで感覚的に聞こえるかもしれませんが、しかし実際は、呼吸をしなければ生きていけないだけに、耳や目と違ってふさぐことも閉じることもできない鼻から取り入れるにおい、そしてその元である空気こそ、健康を左右する大きな要因になると言えます。